2010年03月15日

ショパンのピアノ協奏曲 音源リスト

ながらくごぶさたしております。本日は近況報告です。
今年はショパンイヤーということもあってか
このブログも放置しているにもかかわらずアクセス数は増えております。

最近は「ショパンの本棚」の更新をちょこちょこやっとりますが、
それ以外にtwitterはじめました。
ご興味あるかたはどうぞフォローしてやってくだせえ。。

http://twitter.com/kobakoshi

で、表題の件ですがショパンの協奏曲の手持ちリストを公開しました。
詳しくは下のリンクからどうぞ。

ショパンの本棚ブログ

まあこちらのブログも放置中ですが、そのうち再開したいと思いつつ
ちょっと経過報告でした。どうもどうも、、
posted by kobakoshi at 23:55 | Comment(8) | TrackBack(0) | ポーランド系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月15日

ショパンの本棚 引っ越しします

次の更新までのつなぎで近況報告を。

自分がやってるもう一つのホームページ、ショパンの本棚ですが、これまで利用してきたアップルの.Macサービスのhomepageが7月7日で停止するとのことで、引っ越ししました。
新しいアドレスは↓です。

http://www.chopin-book.com/jp/

まあ長いこと放置してたんで、このままフェードアウトしちゃおっかなあとかも思ったんですけど、来年はショパンイヤーってこともあり、ここは一発奮起して独自ドメインとって、サーバー借りて続けることにしました。chopin-bookってアドレスとれたのはラッキーだったな。ちょっとおおげさだけど、、

で、引っ越しついでにデザイン変えたり駄文削ったりと、ちょこちょこリニューアルしております。これまでのサービスでは利用できなかったCGIも設置できるようになったので、サイト内検索や掲示板も設置してみました。ページの追加はぼちぼちやっていきます。

あと人生何度目のブログなんだっつう感じで別のブログもはじめております。まあやっぱりショパンねた。
こちらのkobakoshiブログもやめたわけじゃなくてですね、こちらは生の感想付きのピアニスト辞典みたいになればいいかなって思ってますんで、丁寧に作っていきたいと思ってます。まだ手持ちの半分も紹介してないですからね。。
まあそんな感じで。これからもどうぞよろしくよろしくです。
posted by kobakoshi at 21:39 | Comment(22) | TrackBack(0) | ポーランド系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月30日

Janne Mertanen「Frederic Chopin PIANO CONCERTOS」

mertanen.jpgおっそろしいほど話題になってないヤンネ・メルタネン(1967 - )のショパン。1992年にはダルムシュタットで開催されたショパンコンクールで優勝。2000年に録音したショパンの夜想曲集は2タイトルとも2005年にGrand Prix du Disque Frederic ChopinでDiplomaを獲得と大変立派な経歴の持ち主なのだが、その実力やいかに。ハンヌ・コイヴラ(1960 - )指揮、ヨエンスー市管弦楽団との共演で2007年1月に収録。
ヘ短調、オケは間の取り方が独特で、余韻をたっぷり聴かせてくれる。ピアノは芯のある温かい響き。速い指廻りの処理は雑だが、スピードを抑えながら音楽を上手くコントロールしている。ホ短調よりヘ短調の方がこのピアニストの性質に合っているのか、なかなかの快演。フィナーレ、左手が刻むリズムが小気味好い。タッチを工夫して面白い響きを生み出している。第309小節からのオケの響きはバスが効いている。
ホ短調、オケはキレ味の鋭いサウンド。歌わせるところはぐっと腰を落として雄大に歌わせる。ピアノは夜想曲集では分からなかったが、音の芯は細くなくしっかりとした響き。ほのかに艶もある。食い気味のピアノは速いフレーズの処理がやや雑に感じられることも。第一楽章、展開部はバリバリ弾きこなしているがスピードと引き換えにダイナミクスの幅が狭まり、表現力が落ちる。終盤は2005ショパコンのセッキーを思わせる速さ。爽快感を求める方にはおすすめ。ロマンスは揺れる。揺れるというかブレる。恣意的な感じがする。フィナーレ、指廻りも速くよく歌わせているが、全体のバランスが悪く荒い。が、ごまかしは無い。最後はよくまとめている。現代風なショパン。なるほど、北欧系だ。
ヤンネ・メルタネンはフィンランド出身のピアニスト。ブルーノ・リグットのマスタークラスに参加後、ヘルシンキでディミトリー・バシキーロフ(1931 - )、イモラでラザール・ベルマン(1930 - 2005)の門を叩いている。

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posted by kobakoshi at 15:08 | Comment(16) | TrackBack(0) | 海外全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月24日

Maria Tipo「Frederic Chopin Concerto pour piano & orchestre no1」

tipo.jpgイタリアの女流ピアニスト、マリア・ティーポ(1931 - )。ポリーニをはじめ、イタリア人は歌心を感じさせる演奏家が多いようだ。EMIから出ているショパンの夜想曲選集(決定盤1300シリーズ)でも、ゆったりとしたテンポで詩情豊かに歌い上げていた。結婚を機に長年ブランクがあったそうだが、その充電期間に入る前の55年にショパンの協奏曲へ短調を録音している。ヨネル・ペルレア指揮、バンベルク交響楽団との共演。
オケは落ち着いたテンポのピアノによく合わせている。全般特に管の活躍が目立つ。ピアノはまろやかで品のある音色。濁りがなく弾力のある低音。第一楽章終盤は、この作品の美しい一面を引き出すのに成功している。ラルゲット、導入部は思わず息をのむ美しさ。微かに消えるような高音は耳元で囁くようだ。中間部のレチタティーヴォは独特のアプローチ。劇的に叩き付けるだけのピアニストは多いが、そういった演奏とは真逆で、微妙な音色の変化を駆使して歌い上げる。目から鱗とはこのこと。フィナーレ、最後まで音色の美しさで引っ張って楽しませてくれる。VOXはノヴァエスだけでなくこういった録音もCD化してくれるとありがたいのに、、
マリア・ティーポはイタリアのナポリ出身。アルフレード・カゼッラ(1883- 1947)とグイド・アゴスティ(1901 - 1989)に師事した。ジネーヴ国際音楽コンクールでは48年に1位無しの第2位に入賞、49年には再挑戦で見事優勝を果たしている。

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posted by kobakoshi at 18:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月11日

GEORGES CZIFFRA「Frederic Chopin Concerto pour piano & orchestre no1」

cziffra3.jpgうっかり買っちゃいました。「GEORGES CZIFFRA Ses Enregistrements Studio 1956 - 1986」。Amazon.frで送料含めて63,68ユーロだったんで、手持ちとかぶりまくってたんですが、40CDでこの値段ならいいかなと。1枚あたり約200円です。もちろんこれのお目当てはCD37のJr.と入れたショパンの協奏曲ホ短調。オケは当時、発足したばかりのパリ管弦楽団なんですが、この録音が長らく手に入りづらかった。なんで、この1枚だけでも買いです。
1968年6月26日、Salle Wagramでの録音。第一楽章提示部、第二主題カット。シフラJr.の指揮だが、モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団との録音のような粘っこさなく、あっさりめに歌わせている。ピアノはスピード感は無いが、腹の底からこみ上げてくるような迫力がある。展開部前の低音の強調はどやってるんだろう。すんげえ響く。ロマンスは息の長いフレージング。フィナーレは音がコマのように回る。第一楽章でじっくり歌わせてたのは、決して技巧の衰えなどではなかったのだ。オケとの息もピッタリで素直に巧いと思える演奏。
これってやっぱり40枚全部チェックした方がいいのかしら。iTunesのデータベースにはすでに曲目が登録されてる。どこのどなたかは存じませんが、おありがとうごぜえやす。

【輸入盤CD】EMI CLASSICS 50999 213251 2 0続きを読む
posted by kobakoshi at 01:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独・墺系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

San-san Sun「CHOPIN : Piano ConcertosF Minor op.21」

shan-shan.jpgいつもコメントをいただいてるカミヤシロさんは女流ピアニストを専門に聴かれている方です。そのカミヤシロさんにShan-shan Sunさんというピアニストのwebサイトでショパンの協奏曲が買えると教えて頂いたので早速取り寄せてみました。収録曲はショパンの協奏曲ヘ短調の弦楽合奏版。これは結構珍しい。解説を読むと指揮者のMagnus Martenssonが編曲したようで、これは世界初録音とのこと。MUSICA VITAEとの共演で2002年8月におこなわれたGIRESTA PIANO FESTIVALでのlive。
オケのアレンジは綺麗で、北欧のオケらしく見晴らしのいい澄んだ響き。深く広がりのある音はとても15人で出しているとは思えない。ピアノはルバートも自然で巨匠の風格。全般リキみのせいでところどころブレやもたつきを感じるがliveとしては上出来。腰を据えて音楽をコントロールする術を知っている。
この他に収録されているスケルツォの4番とLIEBERMANNの「Gargoyles」もなかなか面白い。Gargoylesはスティーヴン・ハフの有名なアルバムにも収録されていますが、こちらの方が若々しくキレがあっていい感じです。ちなみに最近入手したLeonora Armelliniという女流ピアニストのアルバムもヘ短調&スケ4だったんですが、カミヤシロさんはチェック済みだろうか。

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2008年09月25日

ANNIE FISCHER「CHOPIN: Piano Concerto No.1 in E minor、Op.11」

fischer.jpgピアニストには大きく分けて2つのタイプがいる。ショパンを弾く人と弾かない人だ。ハンガリーの大ピアニスト、アニー・フィッシャー(1914 1995)はどちらかといえば後者で、ほとんどショパンの録音を残さなかった。理由はよく分からないが、そもそも録音自体があまり好きではなかったらしい。そんな彼女の演奏を収めたDVDがリリースされた。その中にショパンの協奏曲も含まれているので聴いてみたい。ペテル・ムラ指揮、ハンガリー放送交響楽団との共演で協奏曲ホ短調を収録。
映像は古いが、音質的にはノイズも少なく聴きやすい。オケは締まりのある音色、キビキビとした演奏。よく統率されたオケは完成度が高く、奔放なフィッシャー女史の演奏と対照的。ピアノはクリアで芯の通った音色。腕から指の先まで溌剌と刻まれるリズムが心地好い。非常に若々しく、軽やかなショパン。使用ピアノは映像では確認できないが、他の曲と同じならベーゼンドルファーだと思われる。
アニー・フィッシャーはブダペスト出身。ちなみにこの映像はyoutubeでも視聴可能。

【輸入盤DVD】DOREMI DHR-7933-5続きを読む
posted by kobakoshi at 23:53 | Comment(5) | TrackBack(0) | DVD・映像全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

バロン/アンセルメ「ショパン:ピアノ協奏曲第2番」

ansermet.jpg名演奏家の駄演といってもなかなか思いつかないが、このバロン/アンセルメ盤はひどい。エルネスト・アンセルメ(1883 - 1969)といえば、いわずと知れた名指揮者だが、こんな録音が残ったのはおそろしく不幸なことだ。オケはロンドン交響楽団でカナダ出身の女流ピアニスト、エレン・バロン(1898 - 1969)との共演。1950年7月キングスウェイホールでの録音。
第一楽章提示部、第二主題カット。ピアノは緩急のコントラストを強調した、いわゆる古いスタイルの演奏。音楽を徐々にいびつに変化させ最後は破滅する。第二楽章は自分勝手な演奏が全てをダメにする典型。オケも最初はちゃんとしてるが、途中からイヤになったのかぐだぐだ。
エレン・バロンはカナダのモントリオール出身。ショパンの楽譜の校訂で名高いラファエル・ジョゼフィの弟子。

【国内盤CD】LONDON POCL-4636続きを読む
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2008年09月11日

Pawel Skrzypek「CHOPIN PIANO CONCERTO IN F MINOR」

skrzypek.jpgショパンの協奏曲の室内楽版は90年代以降急速に広まり、世界中で演奏されるようになったが、そのムーブメントの中心がポーランドだったということは、ポーランドの演奏家の活発な演奏活動からよく分かる。このパヴェル・スクシペクがカメラータ弦楽四重奏団と残したヘ短調の室内楽版の録音もその一つ。驚くことにドレヴノフスキがショパン・ソロイスツと録音した93年(世界初録音)に収録されている。フィルハーモニー・ホールでのスタジオ録音。
ピアノは深い響き。ダイナミックなタッチで細部まで一気に仕上げる。歌わせることに神経を使っており、その分、節目節目でやや強引に帳尻を合わせているが、そういった計算の無さはいかにも芸術家らしい。第二楽章最後は余韻ごとばっさり切られている。フィナーレ、速いフレーズも指はがしがしよく廻る。テクニシャンだ。音楽の作りは大きく力強いのでオーケストラの大曲を聴いてるような錯覚を覚える。ピアノ中心に録られているため、ピアノが消えて弦だけになると急に音量が下がる。
オーケストラ部分が貧弱と言われるショパンの協奏曲を室内楽版にして演奏することはまさにコロンブスの卵。楽譜が発見された云々という話もあったがおそらく後付けだろう。

web site:http://www.ps.art.pl

【輸入盤CD】Gold Country Piano Institute EDITION
posted by kobakoshi at 00:32 | Comment(16) | TrackBack(0) | 古楽器・室内楽版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月11日

アン・シャイン「ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調」

schein.jpgアン・シャイン(1939 - )の名前は今ではすっかり忘れ去られてしまったが、一時はアメリカ系ピアニストの中ではクライバーンと並び称されるほどの才媛だった。ユージン・グーセンス(1893 - 1962)指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団との共演でショパンの協奏曲ヘ短調を残している。1959年末、2回目のヨーロッパ演奏旅行中にレコーディングしたとのこと。
オケは木管の音色が独特で面白い。ピアノは若くしなやかな印象。勿体ぶった歌い回しはいかにも青臭い。左手のバネも効いている。やや弱音寄りにまとめる傾向あり。ラルゲット、情感たっぷりに歌わせていてやや鬱陶しいが、洗練された技巧と深みのあるタッチで引き出しの多さを感じさせる。最後のファゴットとの絡みはイマイチ。気持ちが入り過ぎたのか冷静さに欠ける。フィナーレ、オケは木管を中心に良く歌わせている。得てしてピアノが平凡なほどオケの水準は上がるものだ、なんつって。ピアノは最後までバランスも良く、そつなくこなしているがただそれだけ。
1939年ワシントン生まれ(1940年生まれという説もある)。ボルチモアのピーボディ音楽院でポーランド人ピアニストでブゾーニ門下のミエチスラフ・ムンツ(1900 - 1976)に師事した。同楽院ではシャイン女史も後年教鞭をとっている。カーネギー・ホールでデビューした後にマイラ・ヘス(1890 - 1965)とルービンシュタインの許でも学んだ。

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posted by kobakoshi at 23:50 | Comment(27) | TrackBack(0) | アメリカ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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